バスソルトランキング

バスソルト入浴剤ランキング

バスソルトとは?

バスソルトとは、入浴時にお湯に溶かして使う塩のことです。

多くの入浴剤が医薬部外品や医薬品として販売されているのとは違い、
バスソルトは普通「化粧品」に該当します。

稀に「雑貨」として扱っている商品もあるようですが、
雑貨では~○○に効果がある~といった宣伝はできないため、
各社メーカーは化粧品登録を行い、化粧品としてバスソルトを販売します。

しかし、化粧品であるバスソルトならすべて宣伝通りの効果があるという
わけではありません。そんなときはぜひ当ランキングを参考にしてください。

バスソルトは大きく2種類

バスソルトは大きく2つに大別できます。
1つは、一度は聞いたことがある死海の塩です。
もう1つはエプソムソルトと呼ばれる硫酸マグネシウムタイプのものです。

バスソルトの代表格 死海(イスラエル)の塩

死海の塩(デッドシーソルト)は、天然塩を成分として、いわゆる一般にイメージされるバスソルトはこちらの方です。

本当にイスラエルの死海の天然塩を使ったものあれば、単に海水を使って作られたものも死海の塩を何%が含んでいるとこう宣伝される場合があります。

死海の塩は濃度が濃く、ミネラルが多く含まれているため重宝されていますが、死海の塩以外でミネラル分が補われていたり、その他の効果効能を狙って成分調整しているものもあります。

塩じゃないバスソルト エプソムソルト

エプソムソルトは成分が硫酸マグネシウムで、純粋にエプソムソルトだけを使った場合は塩分は含まれません。欧米で多く普及しているタイプであり、死海の塩と並んでバスソルトの代表とされます。

エプソムソルトはマグネシウムを多く含むため、入浴剤として利用すると体内で不足しているマグネシウムを皮膚から吸収し補給する有効な手段とされています。水にも溶けやすく、使い勝手も良好です。

イングランドのエプソムというところで発見され、この名がついています。しかし単に硫酸マグネシウムを指す場合が多く、海水や温泉にも含有しています。発見された15世紀ごろは、見た目が塩に似ているためソルトと名付けられました。

バスソルトの効果は?

紀元前より、塩分濃度の高い温泉や海水に病気患者を浸らせることで、さまざまな難病や怪我を治癒する方法が行われてきた記憶があります。肌に直接塗り磨き粉として使う方法も欧米には古くから存在し、こちらも清潔さの保持や美容のために行われてきました。

そういった意味では、現在の入浴剤のすべての起源はバスソルトにあり、効果についても他のタイプの商品より納得がいくものが多いです。

バスソルトの美容効果

バスソルトは浸潤性のあるお湯を作り、皮膚の表面を軟化させ、老化した古い被膜細胞を剥離させる効果を持ちます。この効果が、一般に肌をツヤツヤすべすべにすると評される結果に繋がっていると思われます。

また、バスソルトによって塩分濃度を高めたお湯に浸かるということは、漬物やベーコンを作るときと同様の原理により脱水作用が働きます。お湯に使うと発汗作用を促し、新陳代謝アップにつながる結果になる場合が多くあります。結果として、発汗作用で老廃物を多く出すことは可能です。

ダイエット目的に使う場合は、代謝を良くする意味では効果があるかもしれませんが、この発汗効果をダイエットとして行うと脱水症状につながってしまう恐れもあります。入浴前には水をたくさん摂取し、綺麗な水を飲んで、汚い水を汗とともに排出することによる美肌効果を狙うほうが良さそうです。